会議室で業務の流れとデータの流れについて意見交換している様子

「業務フロー」と「データフロー」

エクセルのバケツリレー

「エクセルのバケツリレー」とは、部署を跨ぐ業務情報の遣り取りの際にエクセルで受け渡しが行われている様子を表しています。

そもそも「受け渡し」が必要なの?
部署を跨いで情報を加工するのであれば、いっそのことエクセルを共有したらどうだろう?

もう一段考えを深めるならばデータベース化したらどうだろう?

「データフロー」という考え方

業務の流れを表す「業務フロー」という言葉を聞く機会は増えましたが、データの流れを表す「データフロー」という言葉を聞く機会はそれほど多くありません。

情報の流れを設計することを生業としてきた僕にとってはとても残念なことです。

「エクセルのバケツリレー」が起こる原因

エクセルのバケツリレーが起こる原因のひとつは、業務の流れを設計するときに、データの流れを忘れてしまっているからではないか?と思います。

業務の流れを設計するときには「注文伝票」や「作業指示書」などの情報やデータに着目するとこういった無駄は起こりにくいです。

「情報」と「データ」の違い
「業務フロー」と「データフロー」
「データベース思考」と「データベース設計」