横田 好昭 本部長 インタビュー

特定非営利活動法人きらきら福祉会
はじめに
AI技術の進化は目覚ましく、中小企業においてもその活用は避けて通れないテーマとなっています。しかし、「どう導入すればいいのか?」「社員の負担が増えるのではないか?」といった懸念から、一歩を踏み出せない経営者も少なくありません。
今回は、小規模認可保育園と個別指導学習塾を経営する横田好昭氏に、経営者限定の自社AI研修を受講された感想と、AIを社内に浸透させるための具体的な戦略について語っていただきました。
Q1. 現在の事業内容と、ご自身の役割についてお聞かせください。
0歳から2歳までの小規模認可保育園と、小学生から高校生向けの個別指導学習塾を経営しています。役職は本部長で、役割は「みんなが働きやすい環境を作る」ことだと考えています。
Q2. 経営環境の変化と、AI研修を受ける前のAIに対する印象はいかがでしたか?
外部要因としては、今年度から少子化の到来を特に痛感しています。内部では、この課題に立ち向かう中で、保育事業部が一体となって乗り越えようという風土ができてきました。
AI研修を受ける前は、AIをビジネスツールとして「取り入れたいもの」として考えていました。
Q3. 従業員のAI導入への心理的ハードルを下げるために、どのようなアプローチが有効だとお考えですか?
AIに知識を与えるためのデータ入力などを従業員に求めると、「仕事が増えた」と感じ、心理的なハードルが高くなります。
これを避けるに、AIからの質問に答えるという、「普段の仕事の延長線上で知識が増えていく」というストーリーにすることが効果的ではないかと考えています。
意識的に記録を残すだけで知識になっていくという実感をしてもらえるよう仕組みを整えていきます。
Q4. 研修で最も印象に残った点と、AIに対する捉え方の変化について教えてください。
研修前は「可能性を感じなかったらどうしよう」という不安がありましたが、受講者同士で行った「各社のホームページをWebコンサルタントとして分析する」演習でのAIの分析精度に驚きました。
これにより、プロへの相談も一歩踏み込んだ質の高いものにできると感じました。
また、AIを「良き相談相手」という立ち位置で付き合っていくべきだという研修冒頭のフレーズが非常に分かりやすかったです。
Q5. 他の経営者向けの研修と比べて、このAI研修はどのような違いがありましたか?
他の経営者向け研修と違い、難しさや堅さがなく、非常に分かりやすかったのが特徴です。
特に、講師から示された「特徴点と特徴量」というキーワードが理解を助け、経営コンサル的な要素ではなく、一般知識を学ぶ場として捉えられたことで、すっと腹落ちしやすかったです。
Q6. 研修後、AIへの向き合い方はどのように変わり、今後の具体的な計画はありますか?
研修前はAIを個人的な相談相手として使っていましたが、研修後はAIを活用した活動を社内で展開し、従業員を巻き込むための取り組みに変わってきています。
今後は、守秘義務や個人情報に配慮しながら社内データをAIに学習させ、その反応を見てから次の取り組みを検討していく予定です。
AIの知識として機能させるにはある程度のデータが必要なため、半年から1年程度のスパンで大まかなスケジュールを作成し、社内でイメージを共有して進めていきます。
Q7. AI導入に悩む他の経営者に向けて、メッセージをお願いします。
まずはAIに触れることから始めてみることを推奨します。
個人的な出来事を語りかけるだけでも、メンタルケアや冷静な分析に使えるため、まず使ってみることで損はないと思います。
また、外部へのメッセージとしては、AI導入を前面に出した「最新保育」ではなく、日本の伝統や道徳を取り入れつつ、その活動にAIを活用するというバランスの取れたアプローチをしたいと考えています。

本研修は経営者限定の研修ですのでリスキリング支援コースの要件を満たしていません。




