アンガーマネジメント

人を変えることは出来ないという当たり前の話

やっと腹落ち

人を変えることは出来ない、人が変わるのは自らが変わりたいと思ったときだけ。
そりゃご尤も。
それでも腹が立ったりカチンとしたりする訳で。

頭にくることや腹が立つことなんて数え上げれば幾つかある。
じゃあ何故腹が立つんだろう?
何故何か言いたくなっちゃうんだろう?

先日、養老孟司さんの動画を見ていてやっと腹落ちしました。
曰く「自分と合わない人のことを好きになれない、自分を変えることすら出来ない、のに他人を変えることが出来る筈がない。」

嗚呼、確かに、頭では分かっていても腹落ちしてなかった。
もうぐうの音も出ないくらいの正論にある種、清々しい気持ちになりました。

人には勘違いする自由と間違える権利がある

勘違いも間違いも決して好ましいことではないけれども、じゃあ間違えない人なんているの?
勘違いしない人はいるの?って考えるとそんなことは無い。
誰だって赤ん坊のときはハイハイしてたし、つかまり立ちしては転んだはず。

自分も間違えてきたし、勘違いしてきた、なんなら壮大な間違いや思い出すのも恥ずかしいような勘違いもしてきた。

当然、あの人やこの人も間違えたり、勘違いしたりするよね。
たまたま、それが今起こっただけ。
そう考えるようになってから間違いや勘違いに対してあまり腹が立たなくなりました。

悔しい想いや自分の不甲斐なさに腹立たしい想いをすることはあっても他人に対して怒りがこみ上げるということは殆どなくなりました。

振り返ってみると対象が自分のときは怒りは起こりにくくなったみたいですが、部下や後輩や家族といった守るべきものについては元来の怒りっぽさというか短気な面が出てきてしまうみたいです。
精進精進。