4/24,5/15,5/20 DXMG研修3DAY + 4/28-29,5/20 DXMG研修3DAY開催
岐阜県で1回目となるDXMG研修を開催することが出来ました。
お申し込み頂いたお客様、ご協力頂いた皆様、岐阜県労働局の助成金担当の皆様、本当にありがとうございます。
今回はなべちゃんファクトリーの渡辺勝也さん、サスティナブルアカデミーの土居麻貴さんに講師をお願いしました。
初心者が多いなか図解を多用し笑いを交えながら楽しく学びをご提供いただきありがとうございます。
会社の収益構造を理解するメリット
会社の収益構造を理解することは、社員と経営者の双方にとって有益です。
まず、社員のモチベーションが向上します。自分の仕事の意義を理解することで、業務への意欲が高まります。これにより、成果が上がりやすくなり、全体の生産性が向上します。
次に、コミュニケーションの改善が図れます。収益構造を共有することで、部署間の協力が強化されます。これにより、経営者の意思決定が迅速かつ効果的になります。
また、社員が収益に対する理解を深めると、業務改善の提案が生まれやすくなります。自発的にアイデアを出すことで、経営者は現場の声を反映しやすくなります。これにより、実効性のある戦略を立てることができます。
さらに、組織文化の向上が期待できます。収益構造を理解することで、透明性のある企業文化が醸成されます。社員は自らの貢献を認識しやすくなり、企業全体の団結力が強まります。
収益構造理解の重要性とその影響
長期的な視点の強化も重要です。収益構造を理解することで、社員は短期的な成果だけでなく、長期的な成長を意識します。経営者は、社員と共に持続可能な成長を目指すことが可能です。
最後に、信頼関係の構築があります。経営者が収益構造をオープンにすることで、社員との信頼関係が深まります。社員は自分の貢献が評価されていると感じ、忠誠心が高まります。これにより、企業全体の士気が向上します。
一般的に、社員の労働時間は約8時間です。1日の24時間のうち3分の1を働いています。自分の働きが会社の利益にどのように貢献しているかを理解すれば、成果がより明確に見えるでしょう。
部署や職務に関係なく、自分の働きが会社の利益にどう影響しているかを知ることは重要です。社員が自分の仕事の貢献を実感できることで、達成感が得られます。これにより、経営者にとっても人材の活性化につながります。
売上や粗利、利益といった数字は、社員にとって遠い存在に感じられます。しかし、これらの数字を身近に感じるためには、収益構造を理解することが不可欠です。こうした理解は、社員と経営者の双方にとって、良い未来を築く基盤となります。
経営者を疑似体験
DXMG研修での経営者疑似体験は、参加された社員の方々に自身の業務範囲を超えた新たな視点と多くの気づきをもたらす貴重な機会となります。
研修を通じて、日々の業務が会社全体の収益構造や経営の意思決定とどのように深く繋がっているのかを肌で感じることができます。これにより、社員一人ひとりが「全員経営」の当事者としての意識を持ち、数字やデータに基づいた科学的な意思決定の重要性を深く理解することができます。
勘や経験だけでなく、データ分析が業績改善に繋がることを体感し、全体最適な視点から業務に取り組む意欲が高まります。また、計画の重要性や問題への早期対応の必要性、そして変化への対応力も養われます。
これらの気づきは、社員が自身の役割を再認識し、より主体的、かつ経営的な視点を持って業務に取り組むための大きな推進力となり、個人の成長と組織全体の活性化に繋がります。これは、DX推進に不可欠なマインドセットの変革を促し、変化を恐れずに挑戦できる企業風土の醸成にも貢献します。
戦略と戦術
DXMG研修での経営者疑似体験は、参加された社員の方々に、日々の業務を超えた「戦略と戦術」に関する深い気づきをもたらします。
受講者からは、「戦略は大事だ」、「事前に戦略を立てることの重要性」、そして「前日から戦略、戦術を考えて来ることが重要だと感じた」といった声が聞かれ、計画に基づいた行動の必要性を強く認識されています。
また、「MGでの戦略の立て方や戦術と戦略の違い」を学び、「戦略と戦術は調和が大事」であることを理解されたことは、経営全体を俯瞰する視点の獲得に繋がります。
さらに、なんとなくではなく、数字やデータに基づいた意思決定の重要性を体感し、「戦略の立て方が少しわかるようになった」との実感を得ています。これは、「物を売る時考えしっかり準備せずにやると、計画どうりにできなかった」という経験を通じて、計画や準備の重要性を痛感したこととも関連しています。
これらの気づきは、社員が自身の業務を経営戦略の中で位置づけ、より効果的・効率的に進めるための大きな一歩となります。データに基づいた「科学的な意思決定」の視点を持つことで、変化に柔軟に対応し、会社全体の目標達成に貢献しようという主体的な意欲が高まります。
受講者の声(抜粋:要約)
A氏:「決算書をスプレッドシートで作成できて、工数削減を体感しました。また、今回は前回に比べ、少し余裕を持てたので、周囲の人の行動を見て真似ることもできました。」
B氏:「これまで手書きで計算していた決算書を、資金繰り表の数字を入力するだけであっという間に完成したことに驚きました。改めてデジタル化することの有用性を実感できました。」
C氏:「DXは今までデジタル化することだと思っていましたが、そうではなく、色々な変革を行うということを学びました。また、自社の強みは競合との違いであるということにおいて、人に言われたことが強みになることも分かりました。」
D氏:「DXはデジタル化だと思っていました。ニュースなどでもよく聞く言葉でしたが根本の意味を知りませんでした。また業務改善や業務の効率化などよく使っていた言葉でしたがあまり理解せずに使っていたんだと気づきました。今回の講義で改めて意味を知ることができたので、その状態で業務にも生かしていきます。」
E氏:「DXMG研修に初めて参加させていただいたため、いろいろなことが新鮮で多くのことを学べたと思います。ゲームのルールを理解することもそうですが、決断力が必要なこともわかりました。また、初めは手書きで結果を書いていましたが、パソコンにするとはるかに簡単に早く計算できて、デジタルの凄さを改めて実感しました。」
F氏:「データ分析やLookerStudioの活用について学ばせていただきました。2日間のゲーム結果を全く覚えておらず、不安しかありませんでしたが、比較的かんたんなツールを使って、非常にわかりやすいデータ結果が得られたことで、内容がすっと頭に入り、気持ちよさを感じました。 また、皆さんの前で発表する際にも、しっかりとしたデータに基づいてスムーズに説明することができ、とても良い経験になりました。さらに、自分自身の強みに気づくきっかけにもなり、自信を持つための一歩を踏み出せたと感じています。」
G氏:「DXの意味を理解できた。戦略と戦術は調和が大事と分かった。 変革とは、今をなしにして、0から見直して始める。 ルッカースタジオの利用方法が分かった。」
H氏:「計画の大切さ、目標設定の重要性を学んだ。赤字を出さないことの重要性を再認識。まずはルッカーで自社のデータを集計・分析することから始めたい。」