ブログ
WordPressアップグレード
忙しさにかまけてアップグレードを先延ばしにしていたのですがお盆休みを利用して WordPress のアップグレードを行いました。
当ウェブサイトは静的ページとブログページで構成されていて、ブログ機能には WordPress を利用しています。
WordPress は6月27日に最新バージョンの3.4.1がリリースされました。
今回のリリースは「メンテナンスとセキュリティのリリース」と位置付けられていますのでアップグレードに消極的な方であっても可能な限りアップグレードを行った方が良いと思います。
また、問題の修正やセキュリティ対策が行われるのは最新バージョン 3.4.x のバージョンだけなので古いバージョンのまま運用しているサイトはリニューアルを行うかアップグレードを行うことをお勧めします。
昔と比べてアップグレードは随分と簡単になりました。
それでも、アップグレードの前にはファイルのバックアップとデータベースのバックアップを行って、アップグレードが適用された後もプラグインの動作確認を行うなど、まだまだ手数が掛かってしまうことは否めません。
アップグレードしたら表示が崩れてしまった、動作しなくなったなどのトラブルを回避するためにもアップグレードによって影響を受ける部分を予めイメージしておくことはとても大切です。
アップグレードしたら動かなくなってしまったというトラブルでお困りのお客様から復旧のご依頼を頂くことがあります。
トラブルの原因で一番多いのは「必要な手順を省略してしまっている」というものです。
カスタマイズ量が多い場合は勿論ですが、カスタマイズ量が少ない場合でもファイルのバックアップ、データベースのバックアップは必ず行うようにしましょう。
バックアップさえ残っていれば少しの時間で復旧することができますが、バックアップが残っていない場合は復旧することができない場合もあります。
アップグレードによって更新される全てのファイルの全ての変更箇所を調べるといった手順で予備調査を行うのが正しい手順なのだろうと思いますが、どうしても手っ取り早く済ませたいという誘惑に駆られてしまうものです。
お勧めできるかどうか解りませんが、最近試している方法をご紹介します。
本番用サイトと同じ内容のサイトをアップグレード試行用としてサブドメインに用意するようにしています。
アップグレード試行用のサイトなので思い切ってアップグレード出来ます!
トラブルが発生しても落ち着いて対応出来ますし、何より気持に余裕をもって対応出来るところが気に入っています。
アップグレード用のサイトと言えどもバックアップはしっかり取りましょう。