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MySQL から MariaDB へ移行
遅ればせながら当方でも一部のデータベースを MySQL から MariaDB に移行しました。
MariaDB とは MySQL から派生したオープンソースなリレーショナルデータベースです。
Olacle が今までのMySQLを支えてきたコミュニティを遠ざけるような方針に舵を切ったことからコミュニティでは不信の波が広がっている、そうです。
そのような流れから MySQLの派生という形で MariaDB が生まれました。
MariaDB は現在のところ MySQL と高い互換性がありますが、将来に渡って互換性が維持されるかどうか不透明です。
何れは移行せざるを得ないのであれば互換性が高い、今の時期に移行しておいた方が障壁が少ないとの考えから一部のサーバーのデータベースを MariaDB に移行しました。
Fedora/openSUSE/RedHat等のLinuxディストリビューションを始め、Wikipedia、Google が MariaDB へ移行しつつあるというニュースにも背中を押された格好です。
先月、稼働させている開発用のクラウドサーバーでMySQLからMariaDBへ移行作業を行いました。
現時点では高い互換性(MySQLとMariaDBの違い一覧)がありますのですんなり、本当に何も特別な作業を行うことなく、移行出来ました。
今後の業務システム開発案件では特別な理由が無い限り MariaDB をデータベースとして採用することにしました。