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バージェス頁岩
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
年末年始は溜まっていた宿題に取り組みつつも気分転換にと購入した書籍を貪り読んで過ごしました。
「何故本を読むのか?」との問いに対して作家の米原万里氏は「脳を揉みもみほぐされるような快感が得られるから」と表現しています。
脳を揉みほぐすために手に入れた書籍がコレ。
「ワンダフル・ライフ」 バージェス頁岩と生物進化の物語
バージェス頁岩はカナダのブリティッシュコロンビア州にある約5億0,500万年前(カンブリア紀)の海棲動物群を化石として閉じ込めた泥岩の一種で薄く割れる性質を持った岩石のことを言います。
バージェス頁岩には常軌を逸した奇妙さの生物が軟体組織まで鮮明に保存されています。
驚嘆すべき生物(ワンダフルライフ)の物語です。
「カンブリア紀の怪物たち」
サイモン・コンウェイ・モリス
「ワンダフル・ライフ」意向の研究動向とグールドに対する反論。
上記の書籍には再現図が何点か掲載されていますがCGの方が分かり易いです。
カンブリアン・カフェ /カンブリア紀 不思議生物CG図鑑
「もっと見たい!」と思われる方は Google の画像検索で「バージェス頁岩」を検索すると「バージェス頁岩生物フィギュア」の画像を見つけることが出来るでしょう。
奇妙奇天烈な生物の図を見るだけでもワクワクゾクゾクしますが、専門家の解説を読んだ後で改めて図を見ると脳の揉みほぐし効果が高まりますので興味がある方は「見てから」「読んで」「また見る」ことをお勧めします。