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バックアップの重要性
6月20日17時頃、レンタルサーバー会社のファーストサーバーで「データ消失」事故が起こりました。
多くの顧客のサーバーデータが失われ復旧不可能とのこと。
ファーストサーバーは「ビジネス品質」「業界最高水準の品質保証制度」を謳い、「稼働率100%」を自負しているレンタル-サーバー会社です。
大切なビジネスデータだからこそ、信頼性の高いファーストサーバーを選んだ。という顧客も多かったようです。
現時点で公式に発表のあった原因は「管理プログラムの誤り」とのこと。
オンラインショップを運営している事業者、グループウェアを利用していた企業、ホームページを運営した事業者など事業形態、規模は様々ですがそれぞれが大きな損失を受けたことは想像に難くありません。
「高品質を謳うレンタルサーバーでも安心出来ないとは。。。何を信用すれば良いのやら」という嘆きも見聞きしますが、どれほどの高品質、高信頼性のサービスであっても障害をゼロに抑えることは出来ません。
事故は起こるもの、障害は発生するもの、と仮定して対策を講じる必要がありますね。
「”信頼する”は”依存する”の言いかえに過ぎない。」という言葉を聞いたことがあります。
今回の事故はビジネスデータを他者に依存することの危険さを知らしめることになったのではないかと思います。
データ量や更新頻度にもよりますが一定期間ごとにバックアップを行い、手元にもデータを保管しておきたいものです。
まだ、結論は出ていませんがこの事故による損害賠償は月額利用料相当になるのではないかとの見方が優勢なようです。