ブログ
あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」と新しく生まれる仕事
脳の働きの研究が進むにつれ”記憶を操ることが出来る”可能性を示す研究結果が発表される機会が増えてきました。
このニュースに出会って思い出したのが”あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」”でした。
数年前から耳にするようになり、その度に”なくなる仕事”もあれば”生まれる仕事”もあるだろうと思っていましたが、
ではどんな仕事が生まれるのだろうかと考えた時にさっぱりイメージが湧かず思考停止していました。
例えば、幼児期の虐待の記憶がある子供は成長してからも、その記憶に苦しめられ続け、再体験することで更にその記憶が強固になり、という悪循環を引き起こすと言われていますが、虐待の記憶を消してどこにでもある普通の記憶に書き換えることが出来たら、幾らかでも苦しみから解放されるのではないかと思います。
で、問題になるのが”どこにでもある普通の記憶”とはどういうものか?という点です。
不自然な記憶じゃダメで、誰もが同じ記憶を持っている訳でもなく、個人的な記憶でありながらありふれているそんな記憶。
これは一人一人に合わせて固有の記憶をデザインする必要があるんじゃないか、と思う訳です。
“記憶デザイナー” あるいは “記憶設計者” というような仕事が生まれるかもしれない、と夢想しています。
参考:
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925?page=4